OHSAS18001 労働安全衛生マネジメントシステム
花火製造所での爆発事故、製鉄所での熔鋼釜横倒し事故、ごみ固形燃料発電所の火災、油槽所のガソリンタンク火災、製油所の爆発・火災…
これは、2003年に日本で発生した労働災害ですが、何日も報道されたことから、今も記憶している人も多いと思います。
しかし、それから数年後、労働の現場は何か変化を見せたでしょうか。
うち(の会社)だけは大丈夫・・・そう思っていても、労働災害は未だ、後を絶ちません。
災害は忘れたころにやってくる―
そこで、企業は何らかの労働安全対策をとることが求められています
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企業活動の中で労働安全衛生上のリスク(事故)が発生した場合、事後対策に膨大なコストが生じ、生産活動にも支障をきたします。
また、管理者・経営者の責任が問われ、社会的批判や裁判・制裁を受ける事になりかねません。
このようなリスクを防ぐ為には、労働安全衛生対応をシステム的に改善し、従業員の保護・生産性の向上・社会的評価の改善を計ることが重要です。
そういった動きから、労働安全衛生マネジメントシステムは誕生しました。
・組織全体に労働災害の防止の仕組を適用する
・事故の減少や防止を図る
・健康増進など進めていく
これが、労働安全衛生マネジメントシステムがめざしていることです。
また、労働安全衛生マネジメントシステムを導入することで、以下のようなメリットがあります。
■企業イメージを高める
■労災によるロスを削減し、事故防止による生産効率アップを行う
■従業員とその家族、お客様に安心してもらえる健全な企業経営を行える
■継続的に改善を行う企業風土が醸成される
■漠然としていた管理・運営業務に関する役割の責任と権限がはっきりする
「ハインリッヒの法則」は「1:29:300の法則」としても知られています。
労働災害において重大災害を1とすると、軽傷の事故が29、そして無傷災害は300になるというものです。
つまり「1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景には、29件の軽傷事故と300件のヒヤリ・ハットがある」といわれているのです。
毎度のことだからと確認を疎かにする、いつもはこれでOKだからと手順を省いてしまう、どうせ大きな事故に繋がるわけでもないんだしと些細なミスを見ないふりをする …
それが299回行われると、300回目には大事故が発生してしまう可能性がある、ということです。
もちろん、くじ引きと同じで300回に一度の確率だといっても、それが50回目に来るのか、500回目になるのかは誰にも分かりません。
六本木ヒルズの回転扉での死亡事故もそうです。死亡事故に至るまで何度か軽微な事故が発生していたのですが、抜本的な解決策をとらないでいるうちに悲劇を招いてしまったのです。
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